2008年 JRR繁殖日誌
2007年 繁殖日誌へ
08年5月28日(水)・晴れ
オオタカ、スクスク
O-2フィニッシュ・ゴスです。
雌雄は未だ解っていません。

そろそろオオタカらしい佇まいを魅せるようになってきていますが、まだまだフニャフニャのデレデレです。

あらゆる所に連れ出して、すでにプログラムは進行中。
第一子から大事に大事にお蔵入り〜〜にしない、思い切りの良さも、実は成功の秘訣の1つであると思われます。

ビッグ藤田の公約「オオタカは俺に任せろ。」
期待しちゃいますよ?
08年5月27日(火)・晴れ
卵重、量ってますか??
「プロジェクトO」の卵達。
イギリス研修にて、今までとは違う孵化のさせ方を学んできたビッグ藤田。
今まで実績のあるJRRメソッドはそのままに、半分はイギリスメソッドにて実験中。

発生に対する係わり方の違いなんですが、卵を重さを毎日チェック。
繊細で緻密な仕事に似合わぬ無骨な指はご勘弁を…。
結構、マメなんですよ??

この卵重測定によって、確かに湿度過多による水頭症のような症状を軽減できるはずだし、孵化率、親の負担率も理論上は下げる事ができるはずです。

オオタカの雛が山ほど孵れば、このような作業は屁でも無ぇっす。
08年5月某日
ブリンシー社製孵卵器
ブリンシー社製の孵卵システムがJRRに到着しました。

この孵卵器は、エアーバックによって上から暖めるシステムのものです。
イギリスでの広告ではカカポオウムの繁殖にも使用されたとかで、興味津々でした。

しかし、大規模に繁殖を行う機関でしか需要が無いため、この度絶版が決定し、最後のロットを急遽取り寄せです。

今回のビッグ藤田、イギリス研修によって1つのプランが出来たため、その準備に使用方法を勉強中です。
08年5月08日(木)
祝・オオタカ誕生
オオタカ繁殖プロジェクト粛々と進行中です。
JRR内において人工授精によるオオタカのプロジェクトを「プロジェクトO」、ナチュラルペアによる孵卵器育成を「プロジェクトO-2」としてそれぞれがいい感じです。

集中モニターにて巣の様子を四六時中チェック。
流石のビッグ藤田も、モニタールームに缶詰は退屈で退屈で…。

と、その矢先「プロジェクトO-2」のフィニッシュ・ゴスペアの有性卵が無事に孵化に成功!
こんなに小さなオオタカを手にするのは自分は実際初めてで、えらく興奮いたしました。
こんなに小さくても一丁前に、チリチリッと意思表示をしたりして見せます。

この頃からバスケットなどに入れて、お散歩に出かければスーパーベタ馴れオオタカが完成するだろうなぁ。

今回のこの雛は♂であれば、「プロジェクトO」に移動となる為、目下育雛中です。
08年4月某日
ジヤ×セイカー誕生
以前紹介した62.5パーセントのジヤ×セイカーが孵化しました。
ホワイト・ジヤの中でも爪の色が白いのと黒いのが混じります。
爪の白い個体のノドの奥は白、爪の黒い個体のノドの奥は黒で(ノドの奥にポチっと黒が見える程度)、これで大体の成鳥のカラーを予想する事が可能になります。
爪の白い個体は総じてホワイト・ジヤの血を色濃く引き継ぎ、爪の黒い個体は色味のパターンが入ります。

因みに、ブラック・ジヤの事ではなく、ブラック・ジヤの雛は完全に綿毛からして黒だそうで、違いがあるようです。

話は変わりますが、ブラック・ジヤ系統を強く推してきたビッグ藤田でしたが、ついにブラック・ジヤ×ペレ入荷が出来そうです。
鉄(くろがね)色のジヤ×ペレはお勧めです。
08年3月30日(日)・くもりから雨
割れた卵
卵の殻は、本当に不思議がいっぱい。
雑菌から守り、呼吸もする。
そんな殻に、ヒビや穴が開いてしまったら・・・。
抱卵が下手な親や、飼育下での巣材ではどうしてもありがちなトラブルです。
孵化率は著しく低下してしまうのですが、空気を通すテープで補修することで、ご覧の通り無事に孵化することができました。
今回は小さいヒビだったので、この程度ですが、大きくひび割れた場合は、球体である卵にテーピングを施すのは、なかなか器用さが要求されるようで。
ビッグ藤田は以外にも手先は器用なようです。

現在の科学では、殻を切り取った状態で投薬などを施し、フィルムを被せて孵化させる事も出来るそうです。
08年3月29日(土)・晴れ
アフリカンゴスホークのペアリング
小型種は小型種でも、シクラでもクーパーでもない。
ちょっと無骨な感じのするアフリカンゴスホーク、時期になったのでついにペアリングする事になりました。

季節が季節なので、今からはどうでしょう?
アフリカ原産種は、鳥屋の時期が真逆だったりするのですが、ワイルドでも日本に何年かいると鳥屋サイクルも日本のモノになって行く例が多いです。

貴重な種類ですが、まずは一緒にしてみて・・・。
気長に待つつもりですが、ハンティングに使わないまでも、魅力的な種類の小鷹です。
チビから調教してみたいものです。

画像上:オス
  下:メス
08年3月26日(水)・晴れ
擬似SEX
人工授精プログラムのオオタカ禽舎にて。
メスのオオタカの小屋にビッグ藤田が入ると、尾筒を膨らませて「キャッ、キャッ。」。
腰の辺りを揉んでやれば、ビッグに対して受け入れ態勢が整います。
残念なことに自分が小屋に入ってもこうはなりません。
非常〜〜に残念なんですが…。

オスとメスの発情周期がイマイチ合わないので、人工授精まで至っておりませんが、強制的に精子を出させるのは躊躇する所。
いいお話があったので、ついに液体窒素精子バンクを導入か??という段階です。

プログラム進行具合は又の機会に。
08年3月25日(火)・晴れ
卵摂り日和
ハヤブサの採卵日です。

ビッグ藤田はあらゆる意味でビッグなので、木に登ったり、巣を点検したりは少し厳しいようで。
スーパー太と軽業師の自分によって卵を摂って行きますが、どうも禽達に自分達ばかりが嫌われていっています。。

ホワイトジヤ×セイカーは、相当数の卵を産んでおり、頼もしい限りです。
真っ白な♂は50%ジヤ×セイカー。
♀が75%ジヤ×セイカーで、その子供は62.5%ジヤというわけです。
柄もデカイくて、美麗なのでステイタスシンボル的にフリーフライトを好む人にはオススメの逸品かと思われます。

他、セイカーハヤブサの卵が今年は有性卵確定だったので、ハヤブサも揃ってきたようです。

あとはペレ系統が活発になってくれれば!
08年3月24日(月)・雨
メガネフクロウのその後…
大好きな種類の割りに、なかなか登場しないメガネフクロウ。
なぜなら思ったより雛の時期があまり可愛くないからTT

ただ個人的には「哺乳類型爬虫類」を彷彿とさせるその顔立ちにプリミティブな何かを感じとっては、ナデナデ。
ずっとこんな顔だったらいいなぁ。

以外にボケーッとしているので、室内完結の飼育でもいい感じになりそうです。

あんまり「ブサイク、ブサイク」と言っていたら、コッチ向いてくれなくなりました。
うしろ姿はフワフワのワタワタです。
08年3月17日(月)・晴れ
ハクトウワシの採卵
恒例行事になったハクトウワシの採卵。

ハクトウワシは流石に大型種だけあって、卵から巣から何から何までが大スケール。
手を突っ込むくらいでは採れませんので、ハクトウワシの反撃にはいつも苦労して…。
「又、怖い季節がやって来た…。」

と、ハクトウワシが慣れたのか、ビッグ藤田が慣れたのか、スムーズに事が終われば、それはそれで物足りない気も^^

「んじゃ、いただきま〜す^^」
※念の為 実際に食用ではありません。

ハクトウワシの卵は、殻もかなり分厚く、心音計や光を当てたくらいでは、中の様子が掴みにくいです。
では、どうするのか?
結局は光で照らして見るのですが、レントゲン写真より難しそうな、微妙な影を見極める。
ずばり勘です。

でも不思議と、本当に「見える」ようになるんです。
08年3月11日(火)・晴れ
待望のメガネフクロウの雛
今年も、雛のシーズンがやってきました。

3年前からのメガネフクロウ夫婦が、念願の有性卵を産み、無事に雛が孵りました。

南米原産の種類は総じて性成熟が遅いらしく、未だ高級品であるメガネフクロウ夫婦でしたが、気長に気長に…。
…のつもりが、僅か3年にしてこの快挙!

雛とのご対面を、えらく楽しみにしていたのですが、見た目は…普通?
ただ、脚が他の種類に比べて相当太いのが特徴的ではありましたが、1羽目なので何とも断言しかねます。

自分にとってのメガネフクロウは、フクロウの中でも1〜2位を争う「大好き」種。
成長が楽しみな1羽であります。


剿゚る